項目 内容解説

1. 法令の遵守

法にもとる行為は誠実の価値観に反するという理念の下、法令の遵守を徹底いたします。

2. 公正な競争

公正で自由な競争を行なうため、独占禁止法を遵守いたします。

3. お客様との関係

製品の安全性については、「大前提はお客様の満足と信頼」と考え、行動いたします。
お客様に欠陥商品や基準、規格以下の製品を提供することの無いよう、品質データの改ざんは行ないません。
製品トラブルが発生した場合にはお客様対応を最優先に行い、事実関係の調査、社内外への報告、 原因解析等の必要な行動を迅速にとり、影響の拡大防止と再発防止に努めます。
特約店・販売店等との公正な取引を維持するために、販売価格の指示拘束行為、共同の取引拒絶（共同ボイコット）、 販売商品や販売先の制限（非価格制限行為）、等の優越的地位の濫用は行わず、またリベート請求等の不公正な取引は行ないません。

4. 外注・仕入先等との関係

当社は、外注・仕入先などに対する優位な地位を利用した不公正な取引を行ないません。
また、公正取引委員会が定めた「下請法」を遵守いたします。
過剰な接待や贈答等は正常な商取引をゆがめ、またグローバルスタンダードから見ても公正な取引とは いえない事からこれを禁止し、特に外注・仕入先からのものは、額の多少にかかわらず原則辞退することにしています。

5. 競合先との関係

競合先との公正な競争を行なうため、談合やカルテルなどの不公正な行為は行ないません。

6. 社会との関係

環境関係法令を遵守し、さらに企業活動においては環境負荷低減に努めます。
保安関係法令を遵守し、災害発生防止に努めます。
製品や半製品、技術等を輸出する場合は、「キャッチオール規制」を遵守いたします。
政治家や公務員に対する接待・贈答等は、合法的なものであっても倫理的な面を考慮した極めて制限的なものに限定いたします。 これは外国公務員に対しても同様です。
特定の政党や政治団体に対する支持･加入や特定の公職の候補者に対する支持・投票を相手の意に反して強制することはいたしません。
当社は、反社会的勢力を利するような雑誌購読、寄付等資金･便宜の提供を行なわず、毅然とした態度で臨み、関係を遮断いたします。

7. 従業員との関係

健康・安全に関する法令・社内規程などを遵守し良好な職場環境を構築するよう努め、職場については安全衛生が 最優先事項と位置づけ、災害発生防止に努めます。
「ダイバーシティー（多様性）」を共通の価値観とする事で、お互いの人権や人間性を尊重し、 ジェンダー、人種、出生地、障がい等による不当な差別やハラスメント、人権侵害を行ないません。

8. 会社・会社財産との関係

架空の仕入れ、売上、在庫等を使った取引や帳票類の作成はせず、財務・会計上の規則を遵守し、 ルールに従って誠実な業務を遂行いたします。
特許権、商標権、著作権、営業秘密等の知的財産権は確実に管理し、また侵害いたしません。
機密情報・個人情報は適切な保全に努め、不正な手段での入手、開示、使用はいたしません。
個人情報の収集、利用、管理に関する規則を定め、運用いたします。
社員は、会社が業務のために使用する原材料、在庫品、設備機器類、事務用品、情報資産、コンピュータネットワークシステム等の 会社資産を、目的以外に使用いたしません。
社員が不正な方法で業務上必要の無い情報にアクセスしたりそのような情報を複写する等の行為を行なうのは禁止されています。 （不正な方法＝ID、パスワードの盗用、電話の盗聴、他）
業務上知りえた情報を基に株式などの売買を行なうのは禁止されています。
自己または第三者の利益のために会社の利益を損なう行為（利益相反行為）は禁止されています。