主な職種

お客様の依頼内容に合わせ、新たな製品を開発したり試作したりするのが開発部門の業務です。お客様のご要望を満たす完成形を見定めて材料を選定し、必要な性能が得られるよう多様な素材を合成。開発に当たって新たな技術、設備、評価方法などが必要になる場合はその開発にも携わります。試作を行う場合も同様の流れで取り組み、形になった際の評価や検査まで実施。必要に応じて設計にも携わります。

開発した製品を量産化するための設備や条件をまとめ、それに応じた製造工程を設計する職種です。生産を円滑に進めるには、新たに装置を導入したり既存の設備を改善したりすることも必要。製造や品質保証などの各部署、装置メーカーとも連携し、より効率的な作業プロセスを追求していきます。このほか量産に向けた試作なども担当。すでに稼働している製造工程についても、日々データ収集や分析を行って改善を図ります。

設定された製造工程、手順書を基に生産を行い、工程改善や品質の管理・保証・向上を行う職種です。材料を形にする作業を担う部署（製造）、厳しい規定に基づく製品品質の保証や不具合発生時の原因調査を行う部署（品質保証）などで構成されています。品質向上に当たっては、製造の工程そのものを見直すことも重要。作業する立場、出来を確認する立場から製造工程の改善に取り組みます。出荷後のお客様対応も業務のひとつです。