Interviewインタビュー

2022年入社
生命応用化学専攻修了
光デバイス部
生産技術グループ

量産体制を構築するため、独自の技術開発に取り組む。
原因を突き止めるための努力を惜しまず、何度も改善を重ねている。
失敗の中から新たな発見を見出した喜びが、仕事の原動力。

どういった仕事を担当しているのか教えてください。

当社では、カメラ機能を持つ部品を搭載した製品を作っています。その製造工程で使用される、特殊なテープを開発することが私の仕事です。生産技術とは、安定した量産体制を構築する業務。私も不良品を減らして量産化をスムーズに進めるため、さまざまな課題解決に取り組んできました。たとえばテープメーカーの担当者に試作品を依頼した場合、仕様やスペックを提示してできた物は私の所属チームで評価。不具合などがあれば原因を追究してメーカーと共有し、さらなる改善を依頼します。合格点が得られるまで、この手順を繰り返すのです。

仕事のやり甲斐や社会人生活でうれしかったことは?

仕事では「すぐに成果は出ない」と考え、粘り強く取り組むよう心掛けてきました。それでも想定通りに進まないときには、やはり気が滅入ります。それだけに、努力が報われた瞬間にはうれしさが爆発するのです!そのためにはメーカーの担当者やグループの仲間と、妥協せずに意見を出し合うことも大切。自分の考えを理解してもらうための資料作り、プレゼンなども重要でしょう。たとえ失敗した場合でも、新しい発見が多々あります。そういった思い掛けない発見がこの仕事の面白さであり、最大の魅力なのです。

入社を決めた理由について教えてください。

就職活動では学生時代に取り組んだ生命応用化学の知識を生かそうと、県内の半導体、製薬、プラスチック、金型製造企業などを中心に回っていました。当時はコロナ禍でオンラインでの会社説明が主流でしたが、当社では対面での説明会が行われたのです。参加したところ先輩社員と会話できるチャンスもあり、職場の雰囲気を把握することができました。入社理由を考えると、そこで自分が働くイメージを持てたことが大きいと思います。人と話すことにはPC画面で伝わらないよさがありました。他社に比べてレスポンスが早く、最初に内定をいただけたことも理由のひとつです。

学生に向けたメッセージをお願いします!

希望する会社には自分で足を運び、実際に見ることが大切だと思います。自分にとっていいことも悪いこともイメージしやすくなるはずです。まずは後悔しないように自分から行動し、自分らしさをアピールしてください。入社後に友人と話していて気付いたのですが、当社は働き方の自由度が高いようです。有休はフレキシブルに取得可能。オンとオフのメリハリを付けられるので、仕事で疲れがたまった際にはぜひ休んでください。最近ゴルフを始めたのですが、スコアがよくなったときの喜びは何とも言えません!自分にとって働きやすい環境も、会社選びの大きな要素だと思います。