Interviewインタビュー

2020年入社
生命応用化学科修了
フリットペースト部
品質保証グループ

製品に対して徹底した分析、解析を行って原因究明に取り組む。
関連部署と協議を重ねて改善点を見出すなど、
地道な検証作業で企業の信用力を支えている。

どういった仕事を担当しているのか教えてください。

技術部門の窓口担当として、不具合が発生した際に、お客様の対応をしています。お客様とは、当社製品を使用していただいている企業です。不具合発生時の流れとしては、まず受け取った情報やサンプルを分析して原因を特定。その結果を基に対応策を決め、当社製品に改善すべき点があれば反映するのです。当社製品に欠陥があるのか、お客様の使い方などに問題があるのか、そういった見極めが大きなポイントになります。これは責任の所在を決めるためのものでなく、どのお客様にも安心して使っていただくための重要なプロセスなのです。

仕事のやり甲斐や社会人生活でうれしかったことは?

不具合の調査では、さまざまな分析装置を使います。入社当時は初めて触れる装置ばかりで戸惑うばかりでした。そんな中、まずは装置の役割、仕組み、使い方などを学ぶことからスタート。分析作業も大変でしたが、経験を積むにつれて「過去の自分を超えられた」と感じることも増えていったのです。自分の成長が実感できるとうれしさがあふれ、またスキルが上がることで自信も付いていきました。品質保証という仕事には、正確さと迅速さが求められます。つまり実力が上がることは、結果的にお客様の役に立てること!これが私のやり甲斐となっています。

入社を決めた理由について教えてください。

就職活動時には、学んできた知識を生かしながら地元の福島県内でモノづくりに携わる仕事に就きたいと考えていました。当社を選んだ理由は、世界に通用するモノづくりにチャレンジしている企業だったからです。そんな当社は、私にとってとても魅力的に映りました。興味を覚えたことから会社説明会に参加し、座談会などで先輩方と交流。とても和やかな雰囲気で、緊張せず話し合えた記憶があります。決め手になったのは、会社のイメージや雰囲気を体感できたこと。「自分に合っている」と実感できたことが大きかったです。

学生に向けたメッセージをお願いします!

就職活動を始める際に自分が憧れる人物像を設定し、自問自答しながら掘り下げていくことをお勧めします。具体的には「その人物像に近付くには何をすべきか」を考えることが重要です。そうすれば結果的に「どのような職種が自分にマッチするのか」について考え、その答えにたどり着けるのではないかと思います。人生の目標、働き方、余暇の過ごし方など、就職先選びに何を重視するかは人それぞれ。だからこそ「自分らしさ」をしっかり分析し、それに合った職場や仕事を考えていくことが大切なのだと思います。