製品の開発や生産に欠かせない設備について、設計や組み立てに携わっています。新たに必要になった設備は設計から進めますが、現在ある設備の改善や改造を行うケースも少なくありません。また販売されている設備の社内導入にも関わり、どの工場のどのフロアに置くのかレイアウトを作成。他の設備との接続についても考え、導入工事現場でメーカーなどへの指示出しも行っています。その中で特に心掛けているのは安全性です。現場の作業者が操作しやすく、安全に使える設計を意識してきました。稼働時や導入時も、事故や社員の負傷などにつながらないよう注意しています。
どういった仕事を担当しているのか教えてください。
仕事のやり甲斐や社会人生活でうれしかったことは？
設備の改善や改造に当たっては、製造側からの要望を聞き取りしたうえでどのように手を入れていくか見定めています。それまで人の手で行っていたことも、機械が代わりに対応できるようになれば省人化や生産性向上につなげられるはずです。設備の改善を通して作業しやすさ、歩留まり、生産性などが向上した際には大きな手ごたえが感じられます。また設計のみ担当した設備が、きれいに組み上がった際にはうれしさを覚えますね。テストを重ねた設備が稼働し、製品が作られるようになったときも同様です。
入社を決めた理由について教えてください。
学生時代は現在ほどテレビCMも流れておらず、AGCグループの名前も知りませんでした。初めて社名に触れたのは大学の合同説明会です。話を聞いてみると、思ったよりネームバリューがあったので興味が湧きました。また採用担当者からも「自分のやりたいことができる環境」とうかがったため、将来を考えて「ここで働いてもいい」と思うようになったのです。大きな企業グループだけに、福利厚生などに期待した面もあります。実際に入社した後は有休の取りやすさ、フレックス制度の便利さなどを体感。カフェテリアプランもあるため、旅行費用補助や家賃補助などに活用しています。
学生に向けたメッセージをお願いします！
就職活動に取り組む際は、将来どういった社会人になりたいのか、どういった形で働きたいのかについて考えなくてはなりません。未来の自分に対する、明確なイメージを持つことが大切でしょう。併せて幅広い分野や仕事、さまざまな業界や会社を研究することも重要。自分が取り組みたいことを見定めながら、比較していくべきでしょう。ただしどれだけ多様な就職先にアプローチしたとしても、最終的に決めるのは自分自身です。入った後に後悔しないよう、細かく見極める目と真剣な気持ちで就職先を決めてほしいと思います。
